
チェジュ島から船で牛島にやってきました。
この小さな島内の移動手段は大きく分けて3つあります。
- シャトルバス
- 自転車
- スクーター
免許を持っている韓国人はほとんどスクーターを借りて乗っているのではないでしょうか。
船を降りてすぐ、島で一番栄えている場所がこちら。結構な田舎に来てしまいました。
左に写っているバスは、島民専用のバスなので乗せてくれませんでした。
観光客用のシャトルバスは左奥まで歩いて行くとバス停があります。
一度はバスに乗りかけたほど悩みに悩んだん結果、スクーターをレンタルすることにしました。
この決断を下すのには相当な覚悟が必要でした。
その理由はただひとつ。
相方の運転が信用できないからです(もちろん僕が国際免許証を持っていないのが一番悪いということはわかっていますけど)。
かつて二人乗り自転車で木に激突しに行った張本人ですよ。
誰が信用できますか?
今回はスクーターだし、車やバスも走る道路を運転するわけですからね。
とはいえ、バスに乗って移動するのも面倒だし、スクーター乗ってみたいし。
でもまだ生きていたいけど、自転車は疲れるし……。
そんな葛藤の末、スクーターに乗ることを決めたのです。
スクーターを借りたのはカフェが併設されているこちらの店。
このスクーターショップでも自転車レンタルしていました。
実際にレンタサイクルに乗っている人もいましたが、思っていたよりも島が大きかったので乗らなくてよかったなというのが僕の個人的な意見です。
2時間の料金 | 個室タイプのスクーター | オープンカー |
大 | 40,000ウォン | 40,000ウォン |
中 | 35,000ウォン | ✕ |
小 | 25,000ウォン | 30,000ウォン |
これは現金払いの値段で、カード払いだとプラス5,000ウォンになります。
で、どれにしようかを日本語で相談していたのがよかったのでしょうね。
僕らが借りないかもしれないと察したのか、値切り交渉をしたわけでもないのに、オープンカーの大きいのを現金払いの20,000ウォンで借してくれると言い出したのです。
しかも14時ちょっと前に借りて、16時半までに返せばいいというんで、優しすぎて逆に怖くなりました。
もしかして事故車なんじゃないの?って疑惑が頭の中をよぎりましたよね。
でも人の親切は素直に受け取るのが僕の流儀。
感謝しながら安く貸してもらうことにしました。
ヘルメットはここから好きなものを選んでつけます。
黄色いものにしたら、工事現場のおっさんみたいになりました。
スクーターの定義がよくわかりませんが、オープンカーは僕がバイクだと思っているやつでした。
でもこう見えてガソリンではなく電気で走るんですよ。
乗る前には自分たちで色んな角度からの写真を4枚くらい撮らされます。
何かを壊したときに弁償させられるor弁償させられそうになったときに自分を守るためのものでしょう。レンタカーと一緒です。
出発。
天気も気温も景色もどれをとっても最高だけど……。
100%楽しみきれないのは紛れもない事実。
普通に安全運転を心がけてくれてはいるんですけど、ほっとくとどんどん左に寄る傾向があるんですよね。
木にぶつかりに行ったのもハンドルを左に切っていましたし、何か関係がありそうです。
そうやって内心ヒヤヒヤしながらスクーターに乗って島を回っていたわけですが、結果から言うと、死にかけたのはたったの1回しかありませんでした。
またしても、その左に寄る癖が原因でしたね。
急に左車線を運転しだして、後ろからバスが来ていることを確認せず、いきなり右車線に戻ろうとしたのです。
バスもバスで、反対車線を走っている明らかにやべぇやつが前で運転しているんだから、少しは様子を見てくれればいいのに、右側からすごい勢いで追い越そうとしてきたんですよ。
僕は助手席(右側)に座っていたので心臓が止まりかけました。
幸いにも対向車に正面衝突する事故だけは避けることができたので、僕としては合格点をあげたいと思います。
牛島に行ったらバスを利用するのもいいとは思いますが、スクーターおすすめです。
運転する人が上手であれば120%楽しむことができるはずなので。
ただし、乗り慣れていないものを運転している観光客ばかりなので、自分の運転技術を過信せず細心の注意を払う必要はあります。
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