
韓国焼肉で人気のあるカルメギサル。
カルメギサルとは豚の横隔膜のことで、日本では豚ハラミと呼ばれている部位です。
新村(シンチョン)にあるカルメギサルで有名な店に行ってきました。
住所 | 서울 서대문구 연세로7안길 26 |
電話番号 | 02-322-1206 |
営業時間 | 16時〜2時 |
2号線新村駅から徒歩2〜3分。
もともとここは「ソレカルメギ(서래갈매기)」という名前の店だったのですが、リニューアルされて現在は「新村カルメギ(신촌갈매기)」になりました。
僕が行ったのは2018年4月で、この店がまだソレカルメギだったときのこと。
つい先日店の前を通ったら、リフォーム(リニューアル?)されており、店の前に日本語で「看板だけ変更いたしました」って日本語で書かれてありました。
看板(店名)「だけ」変わったということなのですが、他にも変更されているものがあったんです。
それに気付いてしまった僕は「嘘つくなよ!」って怒り狂いそうになりました。
4月に行ったときは1人前150gだった肉。
その量がこっそりと変更されていたんです。
久しぶりに行った店でビールを頼んだら、1,000ウォン値上げされてたみたいなあれです。
値上げしたなら先に伝えといてくれっていう。
値段ではなく量の変更ですが、この店でもそういったことがしれっと行われていたわけです。
その量なんですが、現在なんと、
一人前170g。
お値段据え置きで20gも増やしておきながら、その変更点については一切触れないんです。
店側は全然得をしないけど、客にとっては大喜びの変更についてアピールしないとか、どんだけ格好いいんですか。
僕ならそこを全面的に押し出していきますよ。
その20g増量で客呼び込みますけど。
こういうのって黙っていることで永遠に気付かれないというリスクもありますが、気付かれたときには100倍の威力を増して評価されるようになるんですね。
ONE PIECEの尾田栄一郎先生が熊本地震の復興支援として8億円をこっそり寄付していたことを、県知事にバラされたときみたいな感じで。
あ、でもこれは良い例えではなかったですね。
好感度はたしかに上がったはずですが、8億って金額が凄すぎて「どんだけ稼いでるの?」っていう方向にみんなの関心が向かってしまいましたからね。
今回も8億円という莫大すぎる寄付金額のために、たった20g増量に何の価値も感じられなくなりそうなので、尾田先生のことは一旦忘れることにしましょう。
おかず(もやし、サラダ、玉ねぎ)はもちろん食べ放題。
韓国ってこういうサービスが充実していて嬉しいですよね。
使いまわしているんじゃないかっていつも心配はしていますけど。
カルメギサル2人前で300g(今なら2人前340g)。
専門店だけあって、辛い味付けがされたカルメギサルや、ニンニク味のカルメギサルもあります(+1,000ウォン)。
どうでもいい話なんですけど、「カルメギ」ってカモメという意味らしく、カルメギサルを直訳するとカモメ肉になるんだそうです。
このタレに玉ねぎを入れて、焼いた肉と食べると最高です。
右にあるのはチョコチュジャンときな粉。
個人的にはあまり好きではありませんし、そもそも肉にきな粉ってどゆこと。
カルメギサルを焼くときは、炒めるように転がしながら焼いていくのがポイント。
豚なんでよく焼かないと危ないです。
あと肉を焼く網が七輪よりも大きく完全にミスマッチ、隅っこに肉を置いたらテーブルに肉汁がたれて汚れます。
注意点はそれくらいでしょうかね。
ちなみに焼き上がった肉の写真は撮り忘れましたが、噂通り脂身が少なく食べごたえがあって美味しかったです。
あんだけダラダラと無駄話しておきながら感想たったの一行では説得力に欠けるかもしれませんが、もともと有名で人気のある店なんで。
自信を持っておすすめします。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。