
ユネスコ世界文化遺産に登録されている「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」や離島の観光地「牛島(ウド)」など見どころ満載のチェジュ島東部エリア。
東部エリアへは、空港のある市内から211番か212番のバスに乗って行くことができます。
「チェジュ市バスターミナル」からバスに乗る方法が一番わかりやすく簡単なのですが、「ウジンヘジャングク」でユッケジャンを食べてからの移動だったので、店の近くのバス停から「チェジュ市庁」へ行って212番のバスに乗り換えて行くことにしました。
そしたらですね、待てど暮らせどバスが来ないんです。
チェジュ島のバス停には、バスの運行情報が映し出されているスクリーンがあるのですが、どういうわけかぜんぜん211と212の文字が出てこなくて。
調べたら1日4本しか走っていないなんて情報を見つけてしまい、そのときは流石に頭の中に「テクシ」の三文字がよぎりましたよね。
チェジュ島に行ったらレンタカーを借りた方が良いみたいな話も聞いていましたが、こういうことが起こるからなのかと思いました。
まあ僕は国際免許証を持っていないので、相方に運転をお願いすることになり、それだけはどうしても避けたかったためレンタカーには乗らなかったんですけども。
結局、その場でずっと待っているわけにもいかず、他のバス停まで歩いていったら、普通に211番のバスに乗ることができました。
ほぼ待たずして乗れましたからね。
市庁のバス停でなぜ乗れなかったのでしょう。
誰か知っている人がいたら教えてください。
ちなみに東部エリア行きのバス’(211と212)は、30分に1本くらいの頻度で運行しています(誰だよ、1日4本とか嘘ついたやつ)。
さらに201番や111番、112番のバスも市内から東部エリアまで行くみたいです。
どのバスもバスターミナルから、111と112は空港の1番乗り場からも乗ることができます。
所要時間はバスターミナルからだと、211と212が約1時間半、111と112は約1時間50分。
料金はどちらも1,150ウォン(約115円)と激安で、T-Moneyカードが使えるのですごく便利です。
タクシーだとかなりお金かかりますし、バスでも十分に快適なのでおすすめですよ。
バスの中は2列シートで快適でした。
チェジュ島のバスはソウルのバスと少し異なる点があります。
まず2列シートのバスが多いです。
たくさんバスに乗りましたが、席数が多いからか一度も座れなかったことはありません。
そんなチェジュ島のバスですが、前にしかドアがない1ドアタイプと、後ろにもドアがある2ドアタイプとがあり、ちょっぴり混乱します。
2ドアは基本的に後ろから降りないといけないのですが、2ドアと気付かずに前から降りようとしたら注意されました。
田舎者だと思われたに違いないです。恥ずかし。
あと、ソウルではかなり早めに席を立って降りる準備をし始めるのが基本ですが、チェジュ島ではバスが停まってからでないと立つことが許されていません。
一回おばさんがソウルのノリで走行中に席を立ったら、ドライバーからめちゃくちゃ怒られていました。
いい歳した人が怒られるのを見るのって寂しい気持ちになりますね。
おばさんシュンとなっていましたよ。
そこで学ぶべきだったんですが、僕も停車するちょい前に立ち上がってドアの方に歩いていたら、おもいっきり急ブレーキ踏まれて豪快に吹っ飛びました。
今年で最も恥ずかしい思い出となりました。
で、もう一つ驚いた違いは、シートベルト着用しなければならないこと。
ソウルだけでなく韓国の多くの市バスにはシートベルトなんてものはありません。
だからシートベルトをしたくてもできないんですが、チェジュ島のバスにはシートベルトが用意されていて、定期的にドライバーから「シートベルトしてください」ってアナウンスが入ります。
別に高速道路を走るのわけでもなく、ソウルのような市内を走るのにもシートベルト着用が義務付けられているようです。
1時間20分で東部エリアに到着。
もうすっかり外は暗くなっていました。
バスでそのまま城山日出峰に行く場合は「성산리사무」が1番最寄りのバス停のようです。
チェジュ島で有名な漢拏山(ハンラサン)という山かなと思って撮った一枚(違う山かもしれませんが)。
「ハンラサン」はチェジュ島の焼酎(ソジュ)の名前にも付けられていて、ソウルでもコンビニやスーパーで簡単に買うことができます。
味はチャミスルとかとよく似ていて、僕には全く違いがわからないのですが、ハンラサンの方が少し値段が高いのが特徴です。
あと瓶が緑じゃなくて無色透明。
サンライズホテルというところに泊まりました。
なぜサンライズなのか、、、は次の記事でわかります。
我ながら誘導の仕方が下手すぎる……。
なんなら城山日出峰とサンライズ(日の出)でもう答え出てるっていうね。
サンライズは普通に綺麗なホテルでした。
1部屋1泊5,000円くらいでしたし大満足です。
廊下が歯医者臭かったところだけは、ちょっと気になりましたけど。
これは前にも少し話しましたが、チェジュ島までわざわざ来て、キョチョンチキンのライスチキンを食べました。
場所が変わっても美味しさは変わらずで、素晴らしいですね。
流石としか言いようがありません。
翌朝にちょっとしたイベントがあるので、この日はチキン食べてすぐに寝ました。
どんなイベントかは次回のお楽しみに。
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