
僕の彼女は料理を作ってくれるとても優しい人です。
いつもインスタントラーメンばかり食べる生活を送る身として、たまに食べられる韓国料理がすごく楽しみだったりします。
一つだけ不満に思うことがあるんですけどね……。
”韓国料理=辛い”みたいなところってあるじゃないですか。
そのもともと辛い料理を彼女はバカみたいに辛くしたがるんです。
「辛い方が美味しいから」とか言って料理を始めるとまず唐辛子を刻み出します。
これは余談になりますが、めちゃドジなので指も切ったりします。
調子のいい時には火傷したり、どこかに頭をぶつけたりもします。
そんなドジなことを何度も何度も繰り返すくせに、その都度心配をしないとふてくされます。
まさにリアル韓国ドラマ。
我々が言い合いになるきっかけの第一位に「どちらの方が辛いものを食べられるか」というしょうもないものがあるんですけど、その話になったらもう大変。
二人とも必死になって辛さを堪える時間が始まります。
で、少しでもヒーヒー言ったり、手で顔を仰ぐような素振りを見せようものなら最後。
「そんなに辛い?全然辛さ感じなかったわ。もっと辛い方が美味しいのに」
上から目線でこれ言われます。
要するにくだらない意地の張り合いですね。
お互いちっぽけなプライドを捨てきれず不器用に生きています。
さて美味しくご飯を食べた後はデザート、、、ではなく毎度お馴染みの展開へ。
「胃が痛い」と騒ぎ始めてからの太田胃散。ありがとう。いい薬です。
「辛いものを食べ過ぎてもとりあえず太田の胃散飲んどきゃ治るっしょ」てきな思考の持ち主なので、いつも僕が諭してあげなければなりません。
「酒の飲み過ぎをヘパリーゼで誤魔化してるのと同じだよ」って。
完全に自分のこと棚に上げて諭しちゃってますよね。
まあ繰り返し諭しているうちに慣れてきましたけど。
人間の適応能力の高さには毎度驚かされます。
今では棚上げすることに1㍉も罪悪感を感じず諭せるようになりました。
最近になってようやく彼女が身体の心配をし始めたようですが、付き合い始めのころからよく胃散を飲んでいたので、はっきり言って気づくのが遅いなと。
それでも僕の頑張りが少しは実ったのかと思うと嬉しい限りです。
彼女さんが辛いものを作るのは日本で味噌汁を作るくらい当たり前の事だと思っております笑
でも気がついてくれてよかったです笑
毎日美味しいご飯をたべれてうらやましいです!
きっとそういう感覚なんでしょうね!
まあ僕も辛いのは好きなので問題ないんですけど、やたら胃薬を飲むことだけは心配していましたので!
毎日ではないですよ笑
基本的にラーメン食べています^^;