
癒やしを求めてソウルからカピョンへ行ってきました。
カピョンにはオシャレなペンションが多くあります。
韓国の若者たちの間ではそういったペンションに泊まることが流行っているそうです。
その流行りに便乗して、プール付きの豪華ペンションに泊まってきました。
カピョン駅からタクシーで約10分。
「プールビラ ダルコム」というペンションに泊まりました。
ここは去年オープンしたばかりで、屋外のプールを作っていたりとまだまだ発展途上。
まあその代わりにとても綺麗だったので許します。
たぶんペット?
小さめのライオンくらいの犬が2匹いました。
なぜか外に消化器が並べられてある不思議。
火事になるとしたら、室内で出火するパターンがメジャーな原因だと思いますが。
放火魔がよく出るのかもしれません。
今回泊まったのはプール付きの部屋で1泊225,000ウォン(約22,500円)。
高いだけあって部屋はオシャレで広かったです。
リビングにはオープンなジャグジー。
シャワーもあります。
歯ブラシは置いてなかったんですけど、頼んだら持ってきてくれました。
あ、歯磨き粉だけは最初から置いてありましたよ。
使いかけの歯磨き粉が。
これ韓国あるあるですよね。
どこのアジョシが使ったのかもわからない歯磨き粉は、さすがに使うのを躊躇います。
キッチン。
冷蔵庫、炊飯器、電子レンジに浄水器まで、必要なものはなんでも揃っています。
2階はカフェみたいにオシャレ。
ベッドもインスタ映えしそうです。
部屋の奥にある専用プール。
窓はマジックミラーみたいになっていて、外からは見えないようになっています。
それでも窓の外にアジュンマがいると、マジックミラーだとわかっていても恥ずかしいものですね。
何度も外から確認したので絶対に見えていないとは思うんですけど、結構目が合ったりして。
専用の温泉が付いてる旅館には行ったことがありますが、専用プールが付いている部屋に泊まったのは初めてだったので、いい歳して大分はしゃいでしまいました。
この短い距離をクロールで何往復したことか。
浮き輪に乗ってプカプカしながら飲んだ酒は最高でした。
ただコンクリートだらけのプールで酔っ払ったら最期なので、嗜む程度に抑えましたけど。
このペンションではバーベキューができると聞いていました。
どうせ蚊に刺されながら屋外でやるものでしょ
って思っていたら、
焼肉屋の個室みたいなこの部屋でバーベキューをやるみたいです。
すごいですよね。
あまりにも立派なので、バーベキューって呼ぶのも申し訳なくなるほど。
材料はカピョン駅の近くのスーパーで購入しました。
ペンションでも焼肉セット(20,000ウォン〜)が販売されているみたいです。
実はこの部屋、使用料が別途かかります。
その額なんと20,000ウォン(約2,000円)。
意味不明なくらいに高いのですが、すでに材料を買ってきてしまったので泣く泣く支払いました。
レストランで食事をしたと思えば、それくらいはするだろうと瞬時に頭を切り替えて、焼肉を楽しみましたけど。
エビ美味しかったです。
この流れで見たら夜食っぽく見えますが、朝食のラーメンです。
夜焼肉で、朝ラーメンって胃に結構なダメージを与えることがわかりました。
このペンションに来る前は、正直言って大金を払ってまでくるところなのかなと疑問に思っていました。
基本的に旅行に行ったら1泊1〜2千円くらいの安宿に泊まることが多かったので。
むしろ貧乏を追求することこそが旅行じゃないの?って思っていました。
そんな尖っていた僕もこのペンションに泊まってみて、たまにはこういう贅沢の仕方もありだなと思ったし、もう二度と安宿に泊まりたくないとも思いました。
いや、こんな贅沢を経験して、イビキのうるさいアジョシが眠る(たまに臭いやつもいたりする)ドミトリーにはもう泊まれませんから。
あれですよ。
世界一幸福度の高い国と言われていたブータンの人が、発展している外の世界を知ってしまい幸福度が一気に下がったみたいなあれに似た感覚です。
まあ、つまるところ、それくらいこのペンションを満喫したということですね。
チェックイン開始時刻の15時からチェックアウトの11時を過ぎるまで20時間以上もの間、一歩も外に出ませんでしたから。
チェックアウト後には、観光行くのが嫌になるほどに良い時間を過ごしました。
プチフランスなんて、どうでもよくなるほどに。
ちょうどワールドカップの開幕の日に宿泊したので、ロシアがサウジアラビアをボッコボコにしたことも、ここのペンションの想い出の一つとして、僕は永遠に忘れないでしょう。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。