
韓国旅行に行ったら絶対に食べたい韓国料理の一つ「カンジャンケジャン」。
ソウルにはカンジャンケジャンの店がたくさんあって、どこに行けばいいのかわかりませんよね。
そんな人に紹介したいお店が「真味食堂」。
韓国人はもちろん、日本人やフランス人もこよなく愛するカンジャンケジャンの超有名店です。
真味食堂への行き方!
真味食堂があるのは5号線のエオゲ駅。
エオゲ駅4番出口を出て、そのまま道路沿いをまっすぐ歩いていきます。
駅から店まで徒歩5分ほどですが、汗だくになりながら歩きました。
韓国より日本のほうが暑いと韓国人は口癖のように言いますが、今年は韓国も相当やばかったです。
ソウルでも39℃までいった日ありますし。
僕は部屋にいることが多いので、あまり夏を感じていませんが。
まっすぐ歩いていくと、このガソリンスタンドが見えてきます。
その手前にある細い道を左に曲がると、
すぐ右手に真味食堂があります。
地図。
真味食堂の予約方法は?
カンジャンケジャンが美味しいことで有名な真味食堂。
大人気店のため基本的に予約なしでは入れないみたいです。
人気過ぎて2週間前に予約をしないと入れないと言っている人もいたり、予約なしで入れたという人もいたり、結局の所運次第なのかもしれません。
ちなみに僕は前日予約で大丈夫でした。
予約方法は、電話で予約をするか、直接行って予約するかの2つしかありません。
韓国語がわからない方は、友達かホテルの従業員に頼んで電話をしてもらうと良いでしょう。
それができない場合は、ダメ元で行ってみて、入れなかったらその場で予約して出直しましょう。
住所 | ソウル特別市 麻浦区 孔徳洞 105-127 (서울특별시 마포구 공덕동 105-127) |
電話番号 | 02-3211-4468 |
営業時間 | 平日11時半~14時半、17時〜21時半 土曜11時半~14時半、17時〜19時半 |
休業日 | 日・祝日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休 |
極上のカンジャンケジャン
店に入ってすぐに料理が運ばれてきました。
ここのメニューは「カンジャンケジャン」の一つだけしかありません。
料金は一人38,000ウォン(約3,800円)。
2017年と2018年のミシュランガイドでも紹介されている影響もあってか、ものすごい勢いで値上がりしていっているようです。
卵の色がエグくて美味しそうなケジャン。
ここの蟹は卵と身がぎっしりと詰まったシーズンに大量に購入され、専用冷凍倉庫で保管されています。
だから、いつ食べに行っても卵びっしりのケジャンが食べられるのです。
おかずも充実しています。
ケランチムもありました。
左手に手袋を付けていただきます。
最初は上品に箸なんか使って食べていたのですが、途中からは我を忘れて唇を怪我するんじゃないかって勢いで豪快に吸い付いていました。
客観的に見てだいぶキモかったであろう様は、客観的に見なくてもわかります。
わかっていても止められないほど美味しいカンジャンケジャン。
濃厚でとろっとろでした。
蟹を食べると無口になるという本当の意味が初めて理解できたような気がします。
カムテグイ(カジメ海苔)というバレバレのカツラみたいな海苔。
一枚一枚が極薄で、頭皮じゃなくて手の皮膚が見えるほどの透け感。
そのため蟹をのせたら液がダラダラと垂れてくるので、普通の韓国海苔と重ねて食べるのがコツ。
蟹とご飯をのせて手巻き寿司みたいにして食べたら最高に美味しいです!
味噌の入った蟹の甲羅にご飯を入れて、ビビンバにして食べるのは極上の贅沢!!
これ食べたらもうビビンバ食べ放題なんて行けません。
いや、行きますね、ビビンバ好きなんで。
むしろ高すぎて、真味食堂にはもう来れないかも。
今まで蟹なんてカニカマで十分だろって思っていましたが、蟹の最高峰を知ってしまったので、もうカニカマ食べれないかもです。
そもそもの話、あんなもん蟹でも何でもないんですけどね。
店内の壁には、雰囲気を台無しにするかのように、有名人のサインや写真がずらりと並べられています。
韓国ではどの店でも同じような現象が見受けられるため、こんなもんで人気を計ることは難しいのですが、ここの偉大さを証明するエピソードがあるので紹介したいと思います。
芸能人ではなくLGグループの会長の話なんですけど、会長もこの店がお気に入りのようでして。
この店が現在の場所に移動してきたばかりの頃、会長が予約をいれようとしたら、店内の暑さを理由に断られてしまったんだそうです。
皇族でもあるまいし、そんなに気を使う必要なんてないと思いますが、きっと店主は優しい方なのでしょう。
そしたらですね、そのいらん優しさが会長の心をつかみ、エアコンを2台プレゼントしてくれたのです。
会長としては自分がケジャンを食べたいから、環境を整えるくらいの軽い気持ちでエアコンを送ったのかもしれませんが……。
まあそこにどういう意図があろうとも、”エアコンをプレゼントしてまで食べに行きたくなるほど美味しいカンジャンケジャンがここにはある”という証明には十分なりますよね。
韓国ドラマではよくありそうな大金持ちの仰天エピソード。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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